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剣道の最高段位「八段」に合格の警察官 八段取得者では過去に4人だけという「ある剣」の使い手【徳島】

2024年1月11日 20:00
剣道の最高段位「八段」に合格の警察官 八段取得者では過去に4人だけという「ある剣」の使い手【徳島】
2023年11月、徳島県警の警察官が合格率1%未満の狭き門、剣道最高段位となる八段に合格しました。

この警察官、実は八段取得者の中では過去に4人しかいない、「ある剣」の使い手です。


70歳代までの剣道愛好家30人が所属し、週に1回徳島市内の中学校で練習をしている徳島市の「蔵本剣道クラブ」。

ここで稽古をしているのが、山名信行さん・48歳。

2023年11月に東京で行われた審査会で、剣道の最高段位「八段」に合格しました。

(「蔵本剣道クラブ」に通う國原一眞くん(小6))
「偉大な人。竹刀が早すぎて見えない。立ち回りがすごい」

八段になるには、七段になって10年以上経過した46歳以上の人しか受験できません。

さらに合格者はごくわずかで、山名さんが合格した2023年11月の審査会では995人中、合格者はわずか5人。

合格率は約0.5%の狭き門、それが「八段」です。

(剣道の最高段位「八段」に合格 山名信行さん)
「(Q.八段の取得について)剣道をしている者にとって、夢の段階というんですかね。生涯かけて取りたいと思っていた段位なんで、今回八段を賜れたのは本当に良かったと思います」


<異色のスタイル 二刀流の剣士>


実は山名さん、右手だけでなく左手にもやや短い竹刀を持つ、二刀流の剣士です。

異色のスタイルの二刀流ですが、山名さんはその使い手として、全国的に名前が知られている存在です。

2007年の全日本剣道選手権に二刀を引っ提げて徳島県代表で出場。

二刀流の剣士としては38年ぶりの出場で、1回戦を突破したとき、当時は「歴史的勝利」と称えられました。

(剣道の最高段位「八段」に合格 山名信行さん)
「おそらく二刀で八段を取ったのは、この審査会制度が始まってから私で多分史上4人目だと思う。全国の二刀を志す剣士たちのまなざしというか、プレッシャーをというか、そういうものを感じます」

山名さんは、阿南警察署に勤務する警察官です。

職務に励むためになかなか稽古に打ち込む時間が取れない中、2回目の挑戦で合格しました。

協力してくれた職場の人たちをはじめ、家族や稽古仲間がいなければ合格はなかったかもしれないと、山名さんは言います。


<今後は後進の指導に力を注ぎたい>




山名さんは剣道の最高段位を取得したことで、今後は二刀流を目指す剣士をはじめ、剣道を志す人への指導などに力を注ぎたいと考えています。

「八段を取って、ここからまた1つステージが上がって、修行の始まりだと思います。自分を信じてやってきたことが1つの形になったので、段位に恥じないようにここから精進していきます」


今後は、後進の指導に力を注ぎたいという山名さん、是非とも徳島で、新たな二刀流の剣士を育ててほしいですね。

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