徳島県内の公立中学校の多くは、3月7日が卒業式でした。

徳島市の富田中学校でも晴れの門出を迎えた卒業生が、新たな第一歩を踏み出しました。



3年生130人が旅立ちの日を迎えました。

「ただいまより、徳島市第富田中学校第78回卒業証書授与式を挙行いたします」

（富田中学校 松尾真千子校長）
「世界に目を向けますと、国と国との紛争により多くの尊い命が失われ、未だに収束が見えない状況にあり、命や平和の意味が問われています。この先どんなに先行き不透明で予測困難な状況になろうとも、卒業生のみなさんは『友愛』相手を思いやり、『自律』自分で考え行動して互敬 尊敬の念を持ち、『互譲』互いを尊重できるかけがえなのない素晴らしい人材になると確信しています」

「青春」という二文字ではあらわしきれない3年間、少年少女よ大志を抱け、新たな一歩を踏み出す門出の日となりました。

（富田中学校 卒業生 藤岡綾子さん）
「色んな経験が3年間にあって、自分のできることも増えたし、人のこと考えられるようになったりとか、ちょっとずつ大人に近づいているかなと思う」