公共ホールを"地域の人のつながりの場に"宇土市民会館で人材養成講座
劇場や音楽堂など公共ホールが地域の人々の出会いやつながりの場となるための人材養成講座が6日、宇土市民会館でありました。
この講座は文化庁が主催し、九州の公共ホールなどの職員ら約40人が参加しました。愛知大学文学部の吉野さつき教授が、文化施設について「趣味や余暇のためだけではなく、地域に暮らすひとりひとりの文化圏を守る砦のようなものである」と意義を説明しました。
また、熊本県立劇場職員施設サービスグループの嶺浩子さんが、障がい者や高齢者と取り組んだ事例を発表しました。そして、宇土市民会館の本田恵介館長を交えた3人で、これからの公共ホールのあり方について意見交換しました。