ゴールデンウイーク後半の初日となった3日、観光客で賑わいを見せた県内の観光スポットを取材しました。

南阿蘇鉄道の名物「トロッコ列車」。2023年7月の全線再開から初めて迎えたゴールデンウイークとあり、県内外から多くの観光客で賑わいました。

観光客らは第一白川橋梁からのぞむ絶景を写真におさめていました。
天気にもめぐまれ、雄大な自然を楽しめたようです。

■大分からの観光客
「きれいだった」
「景色が最高でした」

■東京からの観光客
「風も気持ちよくて素敵な列車でしたまた乗りたいです」

一方、熊本城では復旧作業が進む宇土櫓の素屋根の内部が3日から3日間、特別公開されています。

宇土櫓の屋根から取り外された青銅製の「しゃちほこ」も展示。雄が口を開き雌が口を閉じる「阿吽（あうん）」の形式になっています。

■東京からの観光客
「貴重な機会に来られよかったです」
「（熊本城内は）まだ地震の傷跡が残る場所がいっぱいあって悲惨だったんだなというのがわかりました」

また城内では復旧が完了した監物櫓の内部も3日間限定で特別公開されています。

4月、3年ぶりに公開を再開した監物台樹木園。
九州に生息する樹木を中心に盆栽や草花などが植えられていて豊かな緑を楽しむことができます。
3日は子どもたちが丸太を切るなどして、コースターを作りを体験しました。

■小学1年生
「やっと切れた」
「楽しかった」

こちらは熊本市現代美術館で開催中の「サンリオ展」。3日に来場者1万人を達成しました。

■1万人目の来場者
「突然だったのでびっくりしたのですがうれしいです」
Q何のキャラクターが好き？
「キティちゃん」

会場には人気キャラクターたちの誕生の歴史や裏側を知ることができる原画やグッズ、約1200点が展示されています。

■来場者（小学1年生）
「キティが楽しそうに（していて）友達もいっぱいいたからわくわくした」

■熊本市現代美術館・里村真理さん
「たくさんキャラクターが大集合している展覧会、親子三代でお楽しみいただけたらうれしい」

「サンリオ展」は6月30日まで開かれています。