×

1年待った“晴れの日”も 石川県内各地の「二十歳のつどい」 参加者語る“これから”

2025年1月13日 10:03
1年待った“晴れの日”も 石川県内各地の「二十歳のつどい」 参加者語る“これから”
13日は成人の日です。皆さんが二十歳の頃はどんな将来を描いていましたか? 一生に一度の晴れの日となった石川県内各地で開催の「二十歳のつどい」参加者が語る“これから”をまとめました。

金沢市の参加者は:
「自分のやりたいことをできる大人になりたいです」
「育ててくれた親とか環境に感謝していきたい」

穏やかな空の下で迎えた成人の日。金沢市の額・四十万地区の二十歳のつどいです。

石川県内では今年度、1万1495人が二十歳を迎えました。

誓いの言葉・川嶋蓮輝さん:
「成人としての責任を改めて感じました。金沢市民として誇りと責任を持ち、地域活動への積極的な参加など、微力ながら最善を尽くして参りたいと存じます」

こちらは11日の輪島市。参加しているのは今年度、21歳になる人たちです。

輪島市では去年の能登半島地震で中止を余儀なくされ、1年待っての晴れの日となりました。

輪島市の参加者は:
「無くなると思っていたから出来て良かったです」
「中止だと思っていたので、やってくれてめっちゃ嬉しい」

進学や就職で輪島を離れた人たち、今もふるさとに残る人たち、そんな125人が集いました。

漁師を継ぐ参加者:
「実家継ぐので、輪島の再建に頑張りたいと思います。実家で漁師しています。親とかも助けないとなと思って(輪島に)戻ってきます。輪島盛り上げるぞー!おー!」

緑の晴れ着で会場を訪れたこちらの女性。参加者の一人、向彩希さん。

看護師になるという夢を叶えるため、かほく市の看護大学に通う大学3年生です。

向 彩希 さん:
「いずれ卒業したら輪島に戻ってきて就職。看護師として働けたらいいなと思っています」

この日は子どもの頃から通っている美容室でヘアメイクをしてもらいました。

美容室の店主は:
「(去年9月の)水害の時も手伝ってくれたんです。泥出しに来てくれたもんね」

生まれ育った輪島を「家族のような場所」と話す向さん。

進学で輪島を離れたことで、地元に対する思いがより強くなったといいます。

「どうでしょうか?」
「いいと思います」
「かわいいね!」

頻繁に輪島へ戻ってはいますが、数年ぶりに会う友人も少なくありません。

テレビ金沢のニュース
おすすめ
24時間ライブ配信中
日テレNEWS24 24時間ライブ配信中
logo

24時間ライブ配信中