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震災後初めての響き 奥能登の伝統芸能「御陣乗太鼓」白山比咩神社で初打ち

2024年3月3日 12:29
震災後初めての響き 奥能登の伝統芸能「御陣乗太鼓」白山比咩神社で初打ち
能登半島地震で被災した石川県輪島市の伝統の太鼓が、地震後初となる奉納演奏を行いました。

奉納演奏を行ったのは、輪島市名舟町の伝統芸能「御陣乗太鼓」です。

上杉謙信の軍勢を打ち払ったことが由来とされ、輪島市で400年以上受け継がれてきた太鼓ですが、地震の発生で、1月2日に地元の神社で行われる予定だった打ち初め式ができませんでした。

太鼓や面が保管されていた集会所が被災し、保存会のメンバーもバラバラに避難していますが、白山市の楽器店や神社の協力で、震災後初となる演奏につながったということです。

「御陣乗太鼓」は、16日、北陸新幹線の延伸開業イベントでも披露されます。
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