“カカオショック”がバレンタイン直撃! “ご褒美チョコ”に影響は? アイデア商品も
大切な人に感謝を伝えるのも良し…
購入者:
「自分用と妹とお母さんと、夫に、今は子どもたち用に」
毎日頑張る自分へのご褒美でも良し…
女性の購入者:
「家族と自分用です。(Q. 家族と自分用は別なんですね) 別です。私は私の好みを追求したもの男性からの贈り物でももちろんオーケー」
男性の購入者:
「家族のを。昔から女性から男性へってそういう風習があるんですけど、そんなのどうでもいいかな、関係ないかなと思います。(家族)喜んでくれますね」
年に一度のバレンタイン、あまり値段は気にせず気に入ったものを購入するという人が多いようですが、実はいま、全国的にチョコレートの価格が高騰しているんです。
帝国データバンクによりますと、ことしのバレンタインチョコレートの1粒あたりの平均価格は418円と、統計開始以来、初めて400円を突破しました。
チョコレートの原料、カカオ製品の高騰が止まらず、原料費が前の年より3倍ほどにまで上昇。
いわゆる“カカオショック”の影響がバレンタインを直撃しているのです。
こうした中、金沢市内の洋菓子店では…
市川 栞 キャスター:
「こちらに宝石のようにきれいなチョコレートがずらっと並ぶんですが、こちらにおいてあるチョコレートのお菓子、実はチョコレートの分量を減らすある工夫がされたこの冬の新商品なんだそうです」
その名も「加賀の國ショコラ」。
もなかにチョコレートをコーティングしたもので、チョコレートの量を減らしても、バレンタインにぴったりな商品が完成したといいます。
ラ・ベル・ジャポネ 黒田 晴彦 シェフ:
「チョコレートを使う割合を減らすことができるので、お手頃な価格で(販売できる)。皆さんで楽しんでいただきたいです」
「値段を気にせずバレンタインデーを楽しんでほしい」…作り手のそんな思いが、カカオショック真っ只中のバレンタインを支えていました。