2年ぶりに「田鶴浜の左義長」 “御赦免”燃やし無病息災祈る 地震被害の神棚も焚き上げ
七尾市の無形民俗文化財にも指定されている田鶴浜の左義長が16日、2年ぶりに行われ、地元住民が無病息災を祈りました。
田鶴浜町の住吉神社では、住民が正月飾りのほか、「御赦免(ごしゃめん)」と呼ばれる厄除けの人形(ひとがた)を飾り付けた御神竹(ごしんちく)を燃やし、1年間の無病息災を祈願しました。
去年は震災の影響で開催できず、2年ぶりの実施となった左義長ですが、地震で被害を受けた神棚も40柱ほど持ち込まれたということです。
田鶴浜町地区奉賛会・遠藤 外数 さん:
「みなさん大切にしていた神棚がものすごく出していただいた。いかに地震がすごかったかということが表されていると思います」
今後、希望する住民には、住吉神社から無料で神棚が寄贈されるということです。
最終更新日:2025年2月17日 11:50