【解説】強烈寒波 24日ごろまで強弱繰り返し居座り 大雪2回目のピークは3連休か
市川 栞 キャスター:
ここからは、気象予報士の小野さんとお伝えします。
小野:
これからのポイントです。
・冬型の気圧配置が強弱を繰り返しながら24日くらいまで続く
・強い寒気が同じ期間、強弱を繰り返しながら居座る
・大雪の2回目のピークは3連休、22日からとなる可能性 が出てきました。
19日夜の予想天気図です。強い冬型の気圧配置が続き、強い寒気に覆われたままです。県内は19日夜も雪の降りやすい天気です。
小野:
そしてこちらが20日の予想天気図です。20日もほとんど同じ状態です。雪が降りやすく寒いでしょう。
小野:
雪と風の予想です。19日夜9時には、加賀の山地を中心に雪が降っている予想です。20日朝までは、大きく変わらない状況です。20日夜にかけては、山陰に予想されるJPCZとみられる雪雲の帯が石川県内に伸びてきます。ただ、今のところ停滞せず、21日朝にかけては雪雲の帯は南下する予想です。
市川:
21日夜には、県内の雪は落ち着いているようですね。
小野:
気象台の週間予報を見ていきましょう。24日まで雪のマークが続きます。
市川:
25日には雪は止み、26日にはやっと晴れマークが出ますね。
小野:
ただ、気温の低い状態が24日まで続きます。いまの時期の最高気温は8度から9度、最低気温は1度から2度くらいが平年並みですので、低い日が続くでしょう。そして、気象台の最新の情報では、22日からの3連休が、大雪の2回目のピークになる可能性が出てきました。
小野:
その22日の予想天気図です。冬型の気圧配置は続いたまま、そして、強い寒気も居座ったままです。3連休の間は、同じような状況です。JPCZのほか、石川県内の周辺を小さな低気圧が通過しただけでも大雪になる可能性があります。ご注意ください。
市川:
3連休は予定をたてている方も多いと思いますので、最新の情報を確認したいですね。小野さんとお伝えしました。