新学期スタート 輪島市では被災した6つの小学校が合同の仮設校舎で始業式
県内の多くの小中学校では9月2日から2学期です。元日の地震の影響で、中学校の校舎を間借りしていた輪島市の6つの小学校では新たな仮設校舎で始業式や授業に臨みました。
元日の地震から丸8か月。今も被害の爪あとが残る中、児童たちが向かうのは…
輪島市・河井小学校のグラウンドに新たに建てられた仮設校舎です。地震で被災した輪島市内の小学校のうち、6つの小学校はこれまで輪島高校や輪島中学校の教室を間借りして授業を受けていました。
そして、2学期からは新たな校舎に。さらに、輪島に戻ってきた児童も44人いて、児童数は6校合わせておよそ400人に増えました。
児童は…:
「またみんなで一緒に遊びたい。鬼ごっことか」
「図書館できたのもありがたいと思うし、体育館もとても広くて、体育とかとてもしやすそうでいいなと思いました」
また、輪島市内では門前地区の2つの小学校が「門前東小学校」の校舎で授業を受けていましたが、建物の基礎と杭の接合部分に亀裂が見つかり、2学期からは門前中学校の校舎を利用することになりました。