お盆に仏花として需要が高まるトルコギキョウの収穫が八戸市で盛んに行われています。

収穫が盛んに行われているのは尻内町にある八戸市農業経営振興センターのハウスです。トルコギキョウはリンドウ科の植物で白やピンクなど色鮮やかな大輪は見た目が涼しげで上品さがあるため切り花として人気があります。
この時期はお盆の仏花として需要が高く2棟のハウスでは作業員が収穫に追われています。去年に続く猛暑で、開花の時期はいつもの年より1週間から10日早くなりましたが高温障害に見舞われた去年に比べると生育は順調に進んでいるということです。

★八戸市農業経営振興センター　西澤団 技師
「トルコギキョウの出荷という盆出しの出荷という点においては順調にできているかなと思います　帰省されてくる方々にも県産の花きを見ていただくことによって故郷に帰ってきたなという思いで安心して地元で過ごしていただければよいなと思っています」

センターでは露地で栽培しているキク科の「アスター」もお盆向けの収穫が始まっていて赤やピンクなどの小ぶりの花が出荷されています。お盆向けの収穫は今月中旬まで続き、その後は秋彼岸に向けて収穫が再び盛んに行われるということです。