【陸上1500m】田中希実が“涙”も…レース後救済で準決勝進出が決定「ラスト気持ちが切れたような走りになって、すごく申し訳ない」
1周目先頭を走る田中希実選手(写真:AP/アフロ)
◇パリオリンピック2024 陸上競技 女子1500m予選(大会12日目=日本時間6日、スタッド・ド・フランス)
女子1500m予選1組目に田中希実選手が出場。予選は同組で6着以内に入れば、準決勝進出が決まります。4日前の5000m予選では、好走を見せるも9着で予選落ち。「決勝しか狙っていなかったので、現実が受け入れられないような状態です」とレース直後には悔しさをかみしめていました。
この日田中選手は、スタートからハイペースで先頭を走るレース展開。そして後続が追いつき、4位でラスト1周へ。そして残り200m地点、他の選手と接触するアクシデントがあり、田中選手は大きくバランスを崩すと失速。最後は4分4秒28の11着でフィニッシュ。
レース後、涙を流しながら田中選手はコメント。
「せめて日本記録(3分59秒19)を出すことを目標に走りました。(5000m予選敗退で)どういうふうに気持ちを立て直せばいいかわからなかったんですけど、時間がたつにつれて『これは自分だけのレースじゃなくて、多くの人の人生が集結した私の今までの人生だったと思う』。だからこそいろんな人の『生きた証』を私の走りで証明したかった。けど、ラスト気持ちが切れたような走りになってしまったんじゃないかなと、すごく申し訳ない。ここで絶対に終わらないです」
着順では入らなかったものの、レース後、接触を受けた田中選手について審判長による救済が発表。田中選手の準決勝進出が確定しています。
女子1500m予選1組目に田中希実選手が出場。予選は同組で6着以内に入れば、準決勝進出が決まります。4日前の5000m予選では、好走を見せるも9着で予選落ち。「決勝しか狙っていなかったので、現実が受け入れられないような状態です」とレース直後には悔しさをかみしめていました。
この日田中選手は、スタートからハイペースで先頭を走るレース展開。そして後続が追いつき、4位でラスト1周へ。そして残り200m地点、他の選手と接触するアクシデントがあり、田中選手は大きくバランスを崩すと失速。最後は4分4秒28の11着でフィニッシュ。
レース後、涙を流しながら田中選手はコメント。
「せめて日本記録(3分59秒19)を出すことを目標に走りました。(5000m予選敗退で)どういうふうに気持ちを立て直せばいいかわからなかったんですけど、時間がたつにつれて『これは自分だけのレースじゃなくて、多くの人の人生が集結した私の今までの人生だったと思う』。だからこそいろんな人の『生きた証』を私の走りで証明したかった。けど、ラスト気持ちが切れたような走りになってしまったんじゃないかなと、すごく申し訳ない。ここで絶対に終わらないです」
着順では入らなかったものの、レース後、接触を受けた田中選手について審判長による救済が発表。田中選手の準決勝進出が確定しています。