八戸市出身の声楽家でつくる「びすとろ座」のオペラ上演まで残り2週間となり稽古が大詰めを迎えています。

八戸市公会堂では上演するステージで初稽古が行われ、市民30人が衣装合わせや立ち位置の確認などをしました。指導にあたるびすとろ座代表のバリトン歌手上田誠司さんは公民館などで練習を重ねてきた市民に舞台上での動きを指示していました。
オペラ「ラ・ボエーム」には全国で活躍する声楽家8人が出演し日本語字幕付きのイタリア語で舞台が展開されます。稽古の合間には上田さんとソプラノ歌手の泉萌子さんが中心街のマチニワでオペラの魅力と今回の若い芸術家たちが織りなす作品内容などを紹介していました。
プロと同じ舞台に立つ市民団員は真剣に稽古を続けています。

★市民団員
「大きい声を出したり特にソロのところとか頑張りたいです」
「歌うところが大好きだから歌う歌詞を覚えるのが難しいけれど楽しい」
「カフェの店員役なので演技もしっかりやりつつ声もしっかり出せたらなと思います」

「ラ・ボエーム」は今月22日に上演されチケットが発売されています。