昔はドコに遊びに行った?昭和・平成のレトロスポット4選!懐かし映像で振り返る“愛媛の行楽地の歴史”

秋と言えば、行楽の季節。南海放送に残る懐かしの映像から、県内の行楽地の歴史を振り返ります。さあ時代を巻き戻してみましょう。
まちの皆さんに聞きました。“昔、県内でどこに遊びに行っていましたか?”
街の人たち:
「奥道後、ジャングル風呂も行きましたね、祖父母両親に連れられて」
「昔あったんですね小さい遊園地。梅津寺!子ども連れて子ども小さかったから」
「当時は梅津寺に遊園地があって、ぐるぐる回るゴーカートとかあったような」
「保育園の時やったんで、遠足かなんかで行った記憶」
「道後公園とか、花の名所だから。昔動物園もありましたしね。唐子浜も行きました、今治なんで、飛び出しそうなジェットコースターがあった」
松山市の「梅津寺パーク」では“写生大会”が子どもたちの恒例行事に
こちらは今から64年前。観覧車など乗り物で遊ぶ人たち。
松山市にあった遊園地ですが…みなさん、どこかわかりますか?
そう、梅津寺です。
まちの人の声でも多かった梅津寺遊園地、のちの梅津寺パークです。当時、最新の遊具を備えたレジャーランドとして多くの人に夢を与えました。ゴールデンウイークにはこの人出。
中には画用紙に向かう子どもたちの姿が、1996年にも2001年にも見られました。
子ども:
「観覧車」
Q.上手にかけましたか?
「うん」
(2001年)
男性:
「特に予定は決めていなくて、近場で済まそうかなと思って今日あたりは写生会」
男性:
「今日はここでゆっくりしようと思いましてね、連休は私が今日くらいしか連れていけないのでね」
恒例行事の写生大会です。みんな、上手!自分の好きな乗り物などを画用紙いっぱいに描く姿。子どもの真剣な表情と笑顔は、今も昔も変わりませんね。
パンダもやってきた!「唐子浜パーク」は1967年に一大観光施設としてオープン
時は、高度経済成長期。県内には好景気を反映して、様々な行楽スポットが整備されます。
実は東予にも遊園地があったこと、ご存知ですか?
砂浜に、手漕ぎボート。のどかな光景が広がるこの場所に…ありました。画面左側、奥にうつっているのは間違いなく“観覧車”ですよね。
ここはホテルと海水浴場を持つ観光施設、今治市の唐子浜パーク。