2月9日開催の愛媛マラソンスペシャル。きょうは、女子優勝争いのカギを握る愛媛銀行女子陸上部の選手を紹介します。

Q.今大会の目標は？
豊田由希選手
「大会新記録で優勝することです」
福田美空選手：
「優勝を目標にしています」

この春、創部10年目を迎える愛媛銀行女子陸上部。2019年当時、部員だった大城優衣選手が愛媛マラソンで優勝した直後に入部したのが、チームのエースでありキャプテンの豊田由希選手です。

豊田選手：
「(2019年の)愛媛マラソンの次の日に監督が（優勝報告の）LINEを送ってくださって、それを見て自分もここで優勝したいって思いました」

愛媛マラソンには入部1年目から出場。しかしその後は、大会が2年連続開催されず…待ちわびた2年前の大会では、前半、大会記録更新ペースでレースを進めるも、脱水症状により30km地点で無念のリタイアとなりました。

豊田選手：
「すごく悔しくて、でもその悔しさがあったから、去年は2番になれたのかなって思ってます」

前回の大会で準優勝を果たした豊田選手。去年12月にはハーフで自己ベスト更新、1万mでは、自己ベストと愛媛県記録を更新するなど、着実に成長を遂げてきました。

豊田選手：
「自分の夢はやっぱり世界大会とか、そういうところでマラソン代表になりたいっていう思いがずっとある。今年こそ自分の今の力を出せたら大会新も優勝も見えてくるって自分の中で思ってるので、それを結果として残して、自分のそのマラソン人生に一歩踏み出せる自信になればなと思っています」

福田選手：
「先輩であっても実力とか経験値とか関係なく、やっぱ誰にも負けたくないので。優勝します」

豊田選手と同じく去年12月にハーフの自己ベストを更新するなど、実力を伸ばしている若手、福田美空選手。愛媛マラソンのコースに近い内宮中学校の出身です。

福田選手：
「やっぱり何か見慣れたコースっていうだけでもすごく元気がもらえて、走ってる時も力になります」

前回は初マラソンとは思えぬ落ち着いた走りで、3位に輝きました。今年見据えるのは優勝です。

福田選手：
「今までお世話になった方々とか。関わってくださった多くの方々に実際に自分が活躍してる姿をお見せできる。すごく良い大会だと思ってるので、そこで結果を出して恩返ししたいです」

前回女王、熊本・肥後銀行の儀藤優花選手も、大会史上初の女子2連覇を狙い参戦する今年の大会。女子の優勝争いにも注目です！