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「真心こめて謝罪あれば、私も歩み寄る」小5男児殺害から10年、父親が心境語る 和歌山・紀の川市

2025年2月6日 8:38
「真心こめて謝罪あれば、私も歩み寄る」小5男児殺害から10年、父親が心境語る 和歌山・紀の川市

 和歌山県紀の川市で、小学5年生の男の子が殺害された事件から、10年がたちました。男の子の父親は「真心をこめた謝罪がほしい」と心境を語りました。

 10年前の5日、11歳だった二男・都史くんを亡くした森田悦雄さん(76)。

 雪の積もる現場に花を手向け、手を合わせました。

 都史くんは、近所に住んでいた中村桜洲(おうしゅう)受刑者(32)に殺害され、中村受刑者は懲役16年の刑で服役しています。

 森田さんは去年、加害者側に心情を伝える制度を利用したところ、初めて謝罪の言葉が返ってきましたが、納得できる内容ではありませんでした。

 二男・都史くんを亡くした森田悦雄さん(76)
「真心こめて謝罪をし、話をしてもらったら、私も歩み寄っていく、そんな気持ちでいる」

 中村受刑者には4400万円あまりの賠償命令が出ていますが、現在まで一切支払われていません。

最終更新日:2025年2月6日 8:38
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