「思いやりは、とても大きな力を持つ」 広島を訪れたアメリカの学生たち【NEVER AGAIN・折り鶴プロジェクト】
広島テレビの被爆80年に向けた取り組み『ネバーアゲイン』のひとつ「折り鶴プロジェクト」。広島を訪れたアメリカの学生たちが、折り鶴に込めた思いを聞きました。
アメリカ・シカゴにあるデュポール大学の学生たちは、2024年12月に平和学習の一環で広島を訪れ、被爆の実相に触れました。
学生たちが、折り鶴に込めた思いは。
■テイラー・ハードさん
「「思いやりは、とても大きな力を持つ」と書きました。人々がどんな状況にあるか、私たちには分からないのだから。隣人に挨拶したり、昼食時に隣に座ったりするだけで、その人の一日を良くすることができます。なぜなら、人々が家庭でどんな思いをしているか、分からないからです。私は、あなたを大切にします。なぜなら、あなたは大切な存在だからです。私たちは皆、大切な存在です。ポジティブな気持ちを広げていきましょう。」
■リリー・シンガーさん
「「他の人の話に耳を傾けよう」と書きました。広島の人々の話と同じように、周りにいる他の人々の話にも、耳を傾けることが重要です。人生を歩む中で、愛と思いやりを広げていきましょう。」