男子大学生が女性の生理痛を体験 「つらさが身に染みた」
山梨県立大学で女性の生理について考える講座が開かれ学生が生理痛を体験しました。機械で再現された痛みに学生たちは「つらさが身に染みた」などと感想を話し合っていました。
25日の体験会は婦人科系の疾患の早期発見を促す研究をする都内の企業が主催しました。
希望して出席した県立大の学生23人が男女間で生じる「医療のジェンダーギャップ」について学び、専用の機械を体に巻きつけ生理の時に感じるお腹の痛みを疑似体験しました。
体験した学生は「痛すぎてこれがずっと続くと日常生活送れないかも。聞いてるだけではそうなんだで終わってしまうけど体験したら身に染みて分かるのでやってみてよかった」
学生たちは体験を通じて「痛みには個人差があるから自分の痛みが全てだと思わないようにする」などと感想を共有しました。講師を務めた浅井しなのさんは「生理の辛さや悩みについて助けを求めやすい環境にしていきたい」と話しています。