骨粗しょう症の早期発見に期待 大幅な時間短縮が可能となるAI医療機器の実証実験
骨粗しょう症の早期発見が期待され、従来の検査よりも大幅な時間短縮が可能となるAI医療機器の実証実験が26日、甲府市内で行われた。
実証実験は企業健診で行われる胸部X線写真を使用して、AI医療機器が骨の状態を評価する。
開発したiSurgery株式会社(東京・中央区)によると、骨粗しょう症の検査は従来15分ほどかかるが、AIを利用すると5秒ほどで骨の状態が評価できる。
大幅な時間短縮を可能にしたことで、骨粗しょう症の検診受診率の向上、医療機関や患者への負担軽減が期待されるという。
実証実験は9月末までに約1,000人が参加する予定。 開発した企業は実証実験の結果を基に骨粗しょう症の適切な治療につなげたいとしている。