“統一教会”関連団体に会費で加藤厚労相を追及
霊感商法被害などが問題となっているいわゆる統一教会をめぐり、国会で野党側は、加藤厚生労働相が関連団体の会合で会費を支払っていた事について追及しています。
野党側は加藤厚労相がいわゆる統一教会の関連団体と認識した上で会費を支払ったのかをただしました。
立憲民主党・長妻昭議員「(会費を支払ったのは)旧統一教会の関連団体とわかった上での話なのかどうか」
加藤厚労相「事務所の判断なんですが、その段階でどこまで旧統一教会との関係を意識していたのか、必ずしも定かではありませんが、支援者の方から出席をしてほしいと、こういう声かけがあったことを踏まえて、そうした判断に至ったものと承知をしております」
加藤厚労相は教団との関係を事務所が認識していたかは定かではない、と述べました。
野党側はさらに「誘われればどのような会合でも会費を払うのか」と追及しました。
加藤厚労相は「今回の件に関して国民は疑念を抱いている。至らなかった点をふまえながら今後とも対応していきたい」と釈明しました。
また、会費を払ったことで教団にお墨付きを与えたのでは、と問われ加藤厚労相は「今後、こうしたことがないよう判断をしていかなければいけない」と述べました。