首相「一両日中に受験機会の具体的方策」
岸田首相は、オミクロン株の濃厚接触者となった受験生への対応について、「一両日中に具体的な方策を示せる」との見通しを示しました。
岸田首相「私の方から、別室受験を含め、できる限り受験機会を確保する方策について、昨日、文部科学大臣に対して、検討を指示いたしました。一両日中に具体的な方策を示せると考えています」
岸田首相はまた、「受験生の間に不安が広がっていることを承知している。不安を解消すべく努力をしていきたい」と述べました。
文部科学省の幹部によりますと、文科省は、これまでの濃厚接触者への対応と同様に、PCR検査の結果が陰性で、受験当日に無症状などの要件を満たせば、別室での受験を認める方向で調整をしているということです。
27日夕方にも、末松文科相がこうした対応について発表する方針です。