「体を張ってでも止めなきゃいけない」れいわ山本代表 採決での“飛びかかり”を釈明
8日の参議院・法務委員会で、れいわ新選組の山本代表が入管法改正案の採決を止めようと大暴れしました。山本代表は9日、記者団に「体を張ってでも止めなきゃいけない」と釈明しました。
◇
8日、参議院・法務委員会で外国人の強制送還などのルールを見直す入管法改正案の採決が行われました。与党などの賛成多数で可決しましたが、委員ではない「れいわ新選組」の山本代表が、委員長を止めようと大暴れしました。間に入った自民党の議員2人は「ケガをした」と主張しました。
ケガをしたと主張 自民党・若林洋平議員
「実際ここに(目)ちょっと当たった。どんなことがあっても暴力はいけないと思うんですよね」
与野党はこの行動を問題視していますが、9日、記者団の前に現れた山本代表は「故意にケガをさせたのではない」と説明しました。
れいわ新選組 山本太郎代表
「ひと言で言うならば不当だと思います。ケガをしたということに関して、私は故意ではないんですよ。何かしら手が当たったっていうことがあるならば、それはもちろんおわび申し上げる案件だろうというふうに思っています」
その上で、委員長に近づこうとしたのは、やむにやまれぬ思いだったからと釈明しました。
れいわ新選組 山本太郎代表
「打撲どころではすまない、命を失うという危険性がある立法なんです。体を張ってでも止めなきゃいけない」