海上保安庁は北朝鮮が今月24日から31日の間に衛星ロケットを打ち上げる計画を通報してきたと明らかにしました。黄海、東シナ海、ルソン島の東の方向に打ち上げると連絡してきたといいます。

北朝鮮は、ことし5月31日に「軍事偵察衛星」を搭載したロケットを打ち上げたものの、エンジンの異常で推進力を失って墜落した、としていて、失敗を認めていました。その後、2回目の発射を行うと強調していました。

政府関係者によりますと、前回の失敗以降、北朝鮮は、エンジンの燃焼実験を繰り返すなど、「軍事偵察衛星」を搭載したロケットの再度打ち上げを準備していました。

海上保安庁によりますと、22日に通報があったエリアは、5月に事前通報されたエリアと同じだということです。