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変える意思なければ辞める~河野幹事長代理

2010年4月6日 20:59
変える意思なければ辞める~河野幹事長代理

 自民党に離党届を提出した園田博之議員の後任として、執行部批判の急先ぽうである河野太郎議員が6日、幹事長代理に就任した。

 河野氏は会見で「(谷垣禎一総裁には)『自民党を変えるために幹事長代理になるんで、変える意思がないということならば、その場で辞めさせていただきます』(と申し上げた)。大島幹事長には、少し顔が怖い人は後ろに下がってください、というくらいのつもりで、しっかり頑張っていきたい」と述べた。

 河野氏はまた、7月の参議院議員選挙に青木幹雄前参院議員会長が立候補することに反対していたことについて「選対本部長をやれというなら立候補させなかったが、幹事長代理にはその権限がないので、できることをしっかりやっていく」と述べた。

 一方、6日の総務会では、これまで執行部批判を繰り返してきた河野氏の起用について「批判論者を登用するのではなく、仕事をするかどうかで判断すべきだ」などの不満の声も上がった。