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代表選に首相立候補へ、閣僚から支持相次ぐ

2010年7月30日 18:30
代表選に首相立候補へ、閣僚から支持相次ぐ

 29日の両院議員総会で菅首相が9月の民主党代表選挙に立候補する意向を表明したことを受け、菅内閣の閣僚からは続投支持の表明が相次いだ。

 野田財務相「私個人は、あまりトップがころころと代わるということは不安定につながると思っているので、しっかりと菅首相を支えていきたいという立場です」

 前原国交相「(民主党は)短兵急に結論を求めて、お互いの足を引っ張り合っているというカルチャーを早く脱しないと」

 北沢防衛相「我が国の政治のためにも、(首相が)1か月や2か月で辞めるというようなことは、あってはならないと思いますね」

 一方で、菅首相との距離をにじませる閣僚も出ている。

 川端文科相「菅内閣の下で与えられた職責を、菅首相のリーダーシップの下に全力を挙げて取り組むということ。それと代表選は、直接的に関係はしない」

 山田農水相「あれだけ選挙に負けたので、党の執行部に責任はあると思う。当然ですね。ただこの時期、どういう形でそういうものがなっていくかは、私も内閣の一員なのでコメントする立場にはないのではないか」

 代表選挙に向けては、まだまだ紆余曲折(うよきょくせつ)がありそうだ。