民主党代表選 きょう告示
民主党の代表選挙が7日告示され、野党再編への対応などをめぐり選挙戦がスタートする。
代表選は先月の衆議院選挙で落選した海江田代表の後任を決めるもので、長妻元厚生労働相と細野元幹事長、さらに岡田代表代行の3人が立候補する見通し。
長妻氏は、党内のリベラル勢力の支持を得ており、格差是正や原発の再稼働反対などを掲げる方針。
細野氏は「新しい民主党を創る」をスローガンに掲げ、「現実的平和主義」や「道州制」「選択的夫婦別姓」の導入などを訴える事にしている。
岡田氏は、かつて代表をつとめるなど豊富な経験をアピールするとともに、「民主党を立て直し、日本の政治を担っていける党に改革していく」などと訴える考え。
今回の代表選では野党再編への対応や世代交代などが争点となる見通しで、全体の約3分の2を占める地方議員や党員・サポーター票の行方が勝敗を左右する鍵となる。代表選は今月18日に行われる。