民主党は１７日午後、両院議員総会を開き、海江田代表の後任を選ぶ代表選挙を来月１８日に行うことを正式に決定した。民主党本部前から中村圭吾記者が中継。

　代表選挙に向けて、早速出馬に向けた動きが始まっている。細野元幹事長がすでに立候補する意向を固めた。細野氏は、１７日午後５時現在、自らを支持するグループの会合に出席している。細野氏は、巨大与党に対抗するためには民主党の再建とともに、維新の党などとの合流も視野に「野党の結集」が必要だと訴える方針。

　また、同じく野党の結集を訴える前原元代表のグループも１７日、会合を開き、前原氏の立候補を検討することで一致した。

　民主党内ではこの他、岡田代表代行を推す声も上がっている。岡田氏は細野氏らとは異なり、野党の結集よりも民主党独自の再建を重視する考え。また、若手議員の間には当選３回の玉木雄一郎議員に出馬を促す動きも出ている。

　来月１８日に行われることが正式に決まった民主党代表選に向けて、今後、駆け引きが激しくなりそうだ。