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鹿児島副知事、阿久根市問題を総務省に報告

2010年8月6日 15:36

 鹿児島・阿久根市の竹原市長が市議会を開かず、専決処分を繰り返している問題で、鹿児島・岡積副知事は6日、総務省の小川政務官を訪ね、これまでの一連の動きについて現状を報告した。

 岡積副知事から報告を受けた小川政務官は、記者団に対して「職員の復職とか、議会の招集の動きなど、私たちの立場から見たら善処している。改善いただいているような様子もございますので、お互いここは推移を見守って情報交換を密にしていきましょうという話をしました」と述べ、国としては当面、竹原市長の動向を見守りたいとの考えを表明した。

 この問題をめぐって、鹿児島県は竹原市長に議会側が要求する臨時市議会を開くよう地方自治法に基づく是正を勧告しているが、竹原市長はこれまで応じていなかった。