×

三重県知事選、鈴木英敬氏が当選確実

2011年4月11日 0:13
三重県知事選、鈴木英敬氏が当選確実

 任期満了に伴う三重県知事選挙が10日に行われ、自民党とみんなの党が推薦する経産省の元課長補佐・鈴木英敬氏(36)の初当選が確実になった。全国で最年少の知事が誕生する見込み。

 鈴木氏は自民党とみんなの党の推薦、公明党県本部の支持を受け、行財政改革による新たな財源の確保などを公約に掲げた。また、東日本大震災を受け、就任後直ちに人件費を約60億円カットし、県内の防災対策や復興支援に充てると訴えてきた。鈴木氏は四日市市などで得票を伸ばし、民主党が推薦した松田直久氏らを抑えて初当選を確実にした。鈴木氏の当選により、三重県で全国最年少の知事が誕生することになる。

 今回の三重県知事選は、16年ぶりに与野党の第1党が激突する構図になったが、民主党は岡田幹事長の地元で敗れる結果となった。