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「原子力安全庁」は環境省の外局に

2011年8月13日 1:53
「原子力安全庁」は環境省の外局に

 政府は12日、関係閣僚会議を開き、新たに設置する「原子力安全庁」について、環境省の外局とすることを決定した。菅首相は、組織の設置に必要な法案作成を急ぐよう指示した。

 原子力安全庁を所管することになる環境省の江田大臣は日本テレビのインタビューに対して、原子力の安全規制だけではなく、除染についても主導的な役割を果たしていく方針を明らかにした。

 江田環境相は「放射能というのは、環境汚染ですから。環境汚染に立ち向かって回復させる、良好な環境を保全していく、これは環境省の仕事ですから。国民の皆さんの期待に応える、そういう仕事をしていかないといけない」と述べ、放射性物質で汚染された土壌などの除染について、原子力安全庁でも、これまでの環境省の知見を生かして積極的に取り組む方針を示した。