政府は１４日朝の関係閣僚会議で、北海道電力の値上げ申請について経済産業省と消費者庁が行った査定方針を了承し、北海度電力に対して査定方針に基づき値上げ申請の内容を修正するよう指示した。

　北海道電力は１７．０３％の値上げを申請していたが、経産省と消費者庁が査定を行った結果、火力燃料費の抑制などで１５．３３％の値上げに抑えるよう求めた。また値上げは、１１月１日からが見込まれているが、電力需要の多い来年３月までは、役員報酬のカットや社員の冬のボーナスの支給をやめるなどして、値上げ幅をさらに約３％引き下げ１２．４３％の値上げとするよう求めた。

　政府は１４日、北海道電力に対しこの方針に基づき値上げ申請を修正するよう指示し、内容が確認され次第値上げを正式に認可する方針。