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首相、北との拉致問題交渉に前向きな姿勢

2011年10月8日 19:15
首相、北との拉致問題交渉に前向きな姿勢

 北朝鮮による拉致被害者の家族らは8日、野田首相と懇談した。野田首相は「私が北朝鮮に行くことで諸懸案を解決できるなら、いつでも行く」と北朝鮮との交渉に前向きな姿勢を示した。

 懇談には、野田首相、藤村官房長官、山岡拉致問題相と、全国の拉致被害者家族14人などが出席した。

 野田首相「国連総会において、一日も早く(拉致被害者が)帰ってくるよう全力を尽くす決意とともに、北朝鮮に強く行動を求めていく」

 懇談の席では、家族の一人から「北朝鮮に行って直接交渉してほしい」と求められた際、野田首相は「私が北朝鮮に行くことで、拉致を含め、諸懸案が解決するなら、いつでも行く」と答えたという。

 家族からは、野田首相の問題解決に取り組む姿勢に対し、期待する声が多く上がった。