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福島県議選 投票率が初の50%割れ

2011年11月21日 2:25
福島県議選 投票率が初の50%割れ

 東日本大震災と福島第一原子力発電所事故で延期されていた福島県議会議員選挙は20日、投開票が行われ、投票率は47.51%と初めて50%を割り込んだ。

 福島県議選は、原発事故の影響で双葉郡などの有権者が県内外に避難する中で行われた。確定投票率は47.51%と前回を9.48ポイント下回り、2人に1人が棄権している。

 開票の結果、58議席のうち自民党が27議席(現有議席比1増)、民主党は15議席(同1減)、「反原発」を掲げる共産党が5議席(同2増)、公明党が3議席(同数)、みんなの党が1議席(同1増)、無所属が6議席(同3増)、社民党が1議席(同1減)となっている。また、新人18人が当選するなど議員の若返りも目立ち、福島県の復興政策に新しい風を送ることになりそうだ。