東京の大規模接種会場 現在の720人から“1日5000人接種”に拡大へ
新型コロナウイルスワクチンの自衛隊が運営する東京の大規模接種会場について、政府が、1日あたりの接種人数を現在の720人から5000人程度まで増やす方針を固めたことがわかりました。
先月31日から再開した自衛隊が運営する東京の大規模接種会場では、現在、1日あたり720人に接種していて、7日からは3倍にあたる2160人に増やす予定です。
こうした中、政府はさらに、10日から1日あたりの接種人数を5000人程度まで増やす方針を固めました。
去年は同じ会場で1日最大1万人に接種した実績がありますが、そのときは複数のフロアで接種を行っていました。
しかし、今回はエレベーターが老朽化して使えなくなっていて、会場の1階のみで接種を行っています。このため、政府はプレハブの増設などを検討しているということです。
この接種人数の拡大について政府は2日、発表する方針です。大規模接種会場の接種人数をめぐっては、予約が短時間で埋まってしまうことから、与野党から接種人数を増やすよう求める声が上がっていました。