新型コロナウイルスの感染拡大を受け、自衛隊が運営する東京の大規模接種会場が再開しました。

会場では、これまでのところ目立った混乱はなく、順調に接種が進められています。対象となるのは、全国の18歳以上の3回目接種でモデルナ製のワクチンが使用されます。

31日は、事前に予約をした720人が接種を受ける予定です。

また、午前中には岸田首相が会場を訪れ接種の様子などを視察しました。視察を終えた岸田首相はワクチンの3回目接種の重要性を強調しました。

岸田首相
「（ワクチンを）接種していただく、このことが大事であると思っています。接種券が届いたならば、スピード優先で3回目接種を受けていただけますようお願いを申し上げたい」

岸田首相は各自治体に対し、「高齢者以外の方についても、予約に空きがあった場合、6か月の間隔があけば前倒しをしていくよう改めて要請する」と述べました。

東京会場では、来月7日以降、1日あたりの接種人数を現在の3倍となる2160人に引き上げる予定で、来月7日から1週間分の予約は31日午後6時から受け付けが行われます。

また、大阪会場は来月7日に再開され、それぞれ7月31日まで、およそ半年間運営される予定です。