新型コロナウイルスの感染拡大を受け自衛隊が運営する東京の大規模接種会場が31日朝から再開しました。

会場では午前8時から、受け付けが始まりましたがこれまでのところ目立った混乱はなく、順調に接種が進められています。

対象となるのは、全国の18歳以上の3回目接種でモデルナ製のワクチンが使用されます。31日は事前に予約をした720人が接種を受ける予定で、会場には高齢者のほか、40代や50代の方の姿も多く見られました。

再開にあたって防衛省内では果たして予約が埋まるのかと心配の声も聞かれましたが、31日から1週間分の予約は開始からわずか9分で埋まりました。

接種を受けた人（50代）
「やっぱり地元の病院だと、ちょっと時間かかっちゃいますんで。早めにちょっと打てたんで、ちょっと安心させてもらいました」

接種を受けた人（40代）
「今、（息子の）小学校で結構コロナにかかる方が増えているということで、予防のためになるべく早く注射を受けられたらいいかなと思ってました」

東京会場では、来月7日以降1日あたりの接種人数を現在の3倍となる2160人に引き上げる予定で、来月7日から1週間分の予約は31日午後6時から受け付けが行われます。

また、大阪会場は来月7日に再開され、それぞれ7月31日まで、およそ半年間運営される予定です。