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日米首脳会談、首相がTPP推進に強い意欲

2012年11月20日 16:56
日米首脳会談、首相がTPP推進に強い意欲

 カンボジアを訪問中の野田首相が現地時間20日、アメリカ・オバマ大統領と会談し、TPP(=環太平洋経済連携協定)の推進について「自らの決意は変わっていない」などと述べ、改めて強い意欲を示した。

 TPPへの参加交渉について、野田首相は「交渉参加に向けて協議すると決定した際に私が話した決意は変わっていない」と述べた上で、「日米間における課題を乗り越えるべく協議を加速させよう」と提案したという。

 また、沖縄でアメリカ軍の兵士による事件が相次いでいる問題に触れ、綱紀粛正と再発防止を強く要請した。外務省関係者によると、これに対してオバマ大統領は注意深く聴いていたという。