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野田首相、高齢者医療の現場を視察

2012年11月24日 12:47
野田首相、高齢者医療の現場を視察

 野田首相は24日午前、高齢者医療の現状と課題を確認するため、東京・多摩市で在宅医療や認知症ケアを行う施設を視察した。

 「特に認知症の対策、在宅医療というものについて、さらにこうした方面に力を入れていかなければいけないということを感じた」-野田首相は、認知症の人たちが共同生活を送るグループホームや訪問診療の現場を視察した他、高齢者向けの医療施設のスタッフと意見交換を行った。

 視察後、野田首相は「団塊の世代が75歳以上になるまでに対策を急がないといけない」と述べ、認知症対策の5か年計画「オレンジプラン」を来年度から着実に実施することや、今年度末までにまとめる医療計画の中に在宅医療をしっかりと位置づけるよう指示する考えを示した。