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石原環境相が福島第一原発を視察

2013年1月17日 21:05
石原環境相が福島第一原発を視察

 石原環境相は17日午後、就任後初めて福島第一原発を訪れ、使用済み核燃料の取り出しに向け作業を行っている4号機原子炉建屋の中を視察した。

 福島第一原発4号機の原子炉建屋は水素爆発で上部が吹き飛び、使用済み燃料プールがむき出しなった状態となっている。

 石原環境相はエレベーターで建屋5階まで上がった後、「東京電力」の担当者から、廃炉に向けての作業状況の説明を受けた。4号機の使用済み燃料プールには、1533本の核燃料がいまだ置かれたままで、今年11月からクレーンを備えた新たな設備を作り、燃料を取り出す予定。