４日に国交・復興政務官を辞任した徳田毅議員の後任に、自民党・坂井学議員が任命された。

坂井氏は「一番の役目は東日本大震災の被災地における国土交通関係、所管をする案件の橋渡し役だと思うので、そこをきっちりやっていきたい」と述べた。

　坂井氏は衆議院神奈川５区選出の当選２回で、６日夕方、安倍首相から政務官の辞令を受けた。坂井氏の起用理由について、菅官房長官は「何度となく被災地に出向き、献身的に被災者支援をしている。復興の加速化には最適任と思う」などと説明している。

　一方、徳田氏の政務官辞任の理由は女性問題とみられるが、徳田氏本人は「相手の方との関係で明らかにすることができない」とコメントしている。野党・民主党は国会で、辞任した理由を追及する構えを見せている。