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公共事業に定数削減、民主幹部が首相ただす

2013年3月7日 18:39
公共事業に定数削減、民主幹部が首相ただす

 国会では7日、衆議院の予算委員会が行われ、民主党の幹部らが、増えた公共事業予算や議員定数の削減問題などで安倍首相の姿勢をただした。

 民主党・海江田代表「民主党がこれまで進めてきた『人に厚く投資する』ということ、これがまさに安倍政権になってまた再び元に戻った。自民党の先祖返りではないか」

 安倍首相「国民の安全と安心を守るための予算。結果を出していくかということも、ちゃんと見ていくことが大切だろう」

 民主党・細野幹事長「定数削減については、安倍首相が、あの党首討論の当事者ですから、約束をしたまさにご本人。その責任がまずある」

 安倍首相「与党で議論を進めて、成案を得るべく努力をしている。協力していただけますか」

 細野幹事長は、定数削減を含む衆議院の選挙制度改革について、「自民党・石破幹事長が今月中旬までに自民党案をまとめると述べた」として、案を提示する時期をただしたが、安倍首相は「今の国会での与野党合意を目指す」と述べるにとどまった。