安倍政権発足後初の国政選挙となった参議院山口選挙区の補欠選挙は、２８日に投開票が行われ、自民党公認の新人・江島潔氏（５６）が初当選した。

　当選を果たした江島氏は山口・下関市の市長を４期務め、今回、自民党の公認と公明党の推薦を受け、選挙戦に臨んだ。

　江島氏は、安倍政権の継続を訴え、その高い支持率を背景に支持を集め、他の候補に大差をつけて初当選を果たした。江島氏は「安倍政権がこれから長く仕事ができる環境作りに全力を挙げていきたい」と述べた。

　投票率は３８．６８％で、前回１０の年選挙を２３．２３ポイント下回っている。

　各候補者の得票数は以下の通り。

　江島氏：２８万７６０４票
　平岡氏（無所属・新人）：１２万９７８４票
　藤井直子氏（共産党公認・新人）：２万５９４４票
　河井美和子氏（幸福実現党公認・新人）：１万９６票