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“中国軍所属”の潜水艦、また接続水域に

2013年5月20日 1:49
“中国軍所属”の潜水艦、また接続水域に

 防衛省は19日朝、沖縄・南大東島沖の領海のすぐ外側にある接続水域内を潜ったまま航行している潜水艦1隻を確認したと発表した。

 防衛省によると、19日朝、海上自衛隊のP3C哨戒機が南大東島の南にある接続水域内を潜ったまま北東に向けて航行している潜水艦1隻を確認した。潜水艦は夕方には接続水域内を出たということで、領海侵犯はなかった。

 防衛省幹部によると、この潜水艦は中国軍所属とみられ、10時間以上、接続水域内を航行していたという。

 中国軍の潜水艦を巡っては、今月2日と12日にも沖縄・久米島の接続水域などを相次いで航行していることから、自衛隊が警戒を強めている。小野寺防衛相も「日本の領海に入ったら海上警備行動を発令する」と述べ、中国軍の動きをけん制している。