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都議選結果 自民第1党、自公で過半数超え

2013年6月24日 2:53
都議選結果 自民第1党、自公で過半数超え

 各党が夏の参議院議員選挙の前哨戦と位置づける東京都議会議員選挙は、23日に投票が行われ、自民党が都議会第1党に返り咲くとともに、公明党と合わせて過半数を超えた。

 都議会議員選挙は42の選挙区、127人の定員に対して、253人が立候補して争われた。確定投票率は43.50%で、前回を10.99ポイント下回り、過去2番目に低い投票率となった。

 最終確定の結果は、自民党が候補者全員当選となる59議席を獲得し、都議会第1党の座に返り咲いた。公明党も候補者全員当選となる23議席を獲得、自民党と合わせて82議席となり、議会の過半数を大きく超えた。

 一方、第1党だった民主党は選挙前の43議席に対し、15議席と大きく減らし、共産党の議席も下回り、議会第4党となった。

 また、日本維新の会は候補者を34人立てて初めて都議選に臨んだが、2議席しか獲得しておらず、選挙前の3議席から1議席減らす結果となった。みんなの党は7議席を獲得し、日本維新の会を上回っている。

 共産党は選挙前の8議席を倍以上増やし、17議席を獲得、大きく躍進している。