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“クーラー設置”投票率は21%(17時)

2015年2月15日 19:48

 自衛隊基地の騒音を受ける小中学校に対しクーラーを設置するかの是非を問う住民投票が、15日朝から埼玉・所沢市で行われている。

 住民投票は午前7時から所沢市内61か所の投票所で始まり、午後5時現在の投票率は21.41%。所沢市は自衛隊の基地に近く、騒音を受ける29の小中学校に夏場に窓を閉めて授業ができるようクーラーを設置する計画を9年前に決めた。しかし、その後就任した藤本正人市長が財政難などを理由に計画を撤回したため、学校の保護者らがクーラー設置の是非を問う住民投票条例の制定を求め、去年、市議会で成立した。

 藤本市長は、賛成票が反対票を上回り有権者の3分の1を超えれば、その結果に従うとしている。

 投票は午後8時まで行われ、結果は15日夜中に判明する見通し。