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「大阪都構想」住民投票続く 午後8時まで

2015年5月17日 18:56
「大阪都構想」住民投票続く 午後8時まで

 いわゆる「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が17日、大阪市内の有権者210万人を対象に行われている。

 投票所では、有権者がいわゆる「大阪都」構想に対して「賛成」あるいは「反対」と投票用紙に書き、1票を投じていた。今回の投票は当日の運動も認められていて、賛成派と反対派が投票所の前や街頭でそれぞれ支持を訴えている。

 反対派 自民党大阪市議団・柳本幹事長「冷静なご判断をいただき、ぜひとも反対とお書きいただきますようお願いを申し上げます。どうしても何が何でも負けるわけにはいかない」

 賛成派 大阪維新の会・橋下徹代表「今で止まるのか、かつてに戻るのか、それとも一歩を踏み出していくのか、子供たち孫たちに素晴らしい大阪を渡していきましょう」

 結果には法的拘束力があるため、賛成多数の場合、2年後に大阪市を廃止し、5つの特別区が設置される一方、反対多数の場合、大阪市が存続し都構想は頓挫する。

 午後6時現在の投票率は42.12%で、4年前の大阪市長選に比べ0.56ポイント下回っているが、期日前投票を済ませた人は有権者の17%にのぼり、これまでで最も多くなっている。投票は午後8時まで。