部隊配備へ、防衛省が与那国で土地賃貸契約
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沖縄・尖閣諸島など南西諸島の防衛強化のため、与那国島への沿岸監視部隊配備に向け、防衛省は27日、地元町長と土地の賃貸契約を交わした。
防衛省は2015年度末までに、与那国島に陸上自衛隊の沿岸監視部隊を100人規模で配備する計画で、そのための土地を年間約1500万円で借りることで合意した。防衛省は今年3月までに地元と契約する予定だったが、賃貸料をめぐって調整が難航していた。
陸上自衛隊・君塚陸幕長「国境防衛であるし、情報収集に一番良い場所と考えています。日本の防衛につなげてきたいと思っています」
与那国島は日本の最西端に位置し、周辺海域では中国艦船の活動が活発なことから、陸上自衛隊がレーダーなどで警戒・監視活動を行う予定。