自民党の佐田衆議院議院運営委員長が、一部週刊誌に女性問題を報道された事から、近く委員長を辞任する見通しとなった。

　佐田氏は一部週刊誌で女性問題を報じられた事を受け、伊吹衆議院議長に対し、進退について一任する考えを伝えていた。こうした中、安倍首相周辺が２７日夜、「佐田氏は辞任するようだ」と述べるなど、近く委員長を辞任する見通しとなったもの。佐田氏を巡っては、与党内から来月の参議院選挙へのダメージを最小限に食い止めるためにも早期に辞任すべきとの声が上がっていた。

　佐田氏は２００６年に、当時の第１次安倍内閣で行革相を務めていたが、事務所費問題が発覚し、辞任した経緯がある。