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「バラ付け」なし…民主幹部は神妙な面持ち

2013年7月21日 23:48

 参議院選挙が21日に行われた。民主党本部では、当選が決まった候補者の名前にバラを付ける、バラ付けが行われることもなく、海江田代表や細野幹事長ら幹部が神妙な面持ちで各テレビ局やラジオの中継に応じている。

 獲得議席数が1998年の結党以降最低という厳しい結果になったことを受け、海江田代表と細野幹事長の進退が焦点となっているが、海江田代表は「代表としての責任はあると思うが、まだ道半ばなので努力をさらに続けたい」と述べ、続投する考えを示した。

 一方で細野幹事長は、「選挙の全ての責任は幹事長の私にある」などと述べ、辞任の可能性を示唆している。

 しかし、民主党幹部のひとりは「やめればいいってものじゃない」と話していて、幹部は22日、党本部に集まって協議をすることにしている。