民主党の海江田代表は３０日朝、最大の支持団体である連合の幹部と会談した。連合の古賀伸明会長は参議院選挙の惨敗を受けて、党の改革を厳しく求めた。

　古賀会長「（参議院選挙は）極めてショッキングな結果でございました。目を覆いたくなるような党内の混乱に費やす時間はありません。ぜひこの事態の深刻さを共有化され、党の再生、自己革新に取り組んでいただきたい」

　海江田代表「本当に申し訳ありませんでした」

　古賀会長の要望に対し、海江田代表は「ここで民主党が溶けて流れてしまうわけにはいかない」と決意を述べた。民主党は、来月末までに全国幹事長会議を開いて選挙の総括を行う予定。

　ただ、地方の県連からは「代表選挙を行うべきだ」との声も上がっており、海江田代表の責任を問う声が再び上がる可能性がある。